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2020.10.21 YOTALOG

A.I.C.O. Incarnation 与太日誌-EXTRA3          ※ネタバレ注意:本編を未見の方にとってはネタバレになる情報を含んでいますので、ご注意下さいませ

Comment(0) Posted by ボンズ広報部

おまけ回第3回目になります。

今回は人工生体に関してマターとグミについてお答え頂きました。

 

◆村田和也監督に質問!

Q1.マターは人型以外は触手のようであり樹のような形状をしておりました。どのような経緯でこのようなデザインになったのでしょうか。

 

A.暴走した人工生体アイコの本体から生えた「肉の枝」で、制御が効かなくなった癌細胞のような存在なので、その得体の知れなさと禍々しさを表現するためにこのようなデザインとしました。人間の人工生体なので生物の形態としては動物型なのですが、不定形に枝分かれして伸びていく点では植物的と言えます。  

 

Q2.マスコットキャラであるグミですが、どのような経緯で誕生したのでしょうか。

 

A.最初はアイコの話し相手になるキャラがほしい、という考えからでした。過酷な作戦に同行する中で、アイコが本音を吐ける相手として。さらに人工生体の具体的な応用例を示しておきたい、というのもありました。既存の生物としては存在しない「透明のネズミ型動物」とすることで、その可能性を示しました。

最終的には、物語上の大きな役割を担うまでに成長しましたが、これは脚本を進める上で出てきたアイデアです。特に今の結末(最終話での決着のつけ方)を選んだ時に、それを実現するための手段として、重要な役割を果たすことになりました。

  

 

Q3.グミの役割は脚本の進行上で変化がありましたが、第8話での篠山の死は、どの段階で決まっていたのでしょうか。

 

A.シリーズの構成を具体的に考える段階で、かなり初期に決まりました。リーダーとしてチーム全体を牽引しまとめる役割を担ってきた彼が死ぬことで、各メンバーの真意、チームの真価が問われる状況を作りたかった、ということが、その理由です。

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